のんびり、北京。

北京留学中の女子大生のブログ。のんびり更新中。日々のささやかな出来事、北京生活で感じたことなどを書き綴っていきます。

中国で一人旅をしていた時のはなし。~いざ、福建土楼へ!~

 

さぁ、第二夜です。

じんぼーいよいよ福建土楼へと足を踏み入れるわけですが、その前に言わせてください。

 

 

中間試験やだよーーーーーーーっ!!(´;ω;`)ウゥゥ

作文の授業はなんでPPTの発表もあるのに中間試験もあるのーーーーーーーーっ!?(# ゚Д゚)

書き言葉難しすぎだよ、中国語...。(゜-゜)

 

 

ってことでお待たせしました。

 

第二夜です!どうぞ!

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232358j:plain

 

この日は広東から高速鉄道(日本でいう新幹線)で福建省の龍岩駅へ。

省都からだいぶ離れてることもあり、割と小規模な駅に人もまばらで、すでに都会から遠くに来ていることを実感せずにはいられませんでした。

 

そして何より…

 

(外国人観光客が見当たらない!)

 

外国人は恐らく私だけ。

しかも、大きなバックパック背負ってるから、一目で観光客だとバレる私。土楼まで連れてってくれるという客引きのおじちゃんおばちゃんが一斉に私に向かって話しかけてくる…!ひえ~

 

 

1人で値段交渉して個人的に車に乗る勇気もなかったので、駅から少し離れたところにあるチケット売り場で、永定行きのチケットを買ってバスが来るのを待機。

 

待つ事30分、マイクロバス程の大きさのバスがやってきました。

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232413j:plain

乗客を乗せたバスは、どんどん田んぼ道へと突き進んでいきます。

 

道中、隣に座っていたおじいさんが

「僕も土楼で生まれ育ったんだよ。」

というお話を聞かせてくれたのですが、正直おじいちゃんの鼻から出てる束のような毛が気になってお話が耳に入ってきません。

 

簡単に話をまとめると、おじいさんは若い頃に生まれ育った土楼を出て、街のほうへと出稼ぎ労働へ。それ以来、土楼へは年に数回帰省する機会があるそうですが、息子さんは都会で教育を受け、そのまま大学へ進学。春節などの祝日は土楼に行くそうですが、ご家族の生活はすっかり都会にあるご様子でした。

 

 

そんなこんなでお喋りをしているうちに、2時間ほどでバスは永定土楼民族文化村へと到着。宿のおじちゃんに連絡すると、文化村の入り口まで車で迎えに来てくれました。

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232538j:plain

 

本日の宿に到着です。

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232433j:plain

 

「いや~日本人はひさしぶりだよ~!君の部屋は一番いい部屋だからね!」

と言っておじちゃんが案内してくれた部屋がここ☟

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232444j:plain

 

...なんかめっちゃレトロ感満載でかわいい!!!

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232457j:plain

 

部屋のなかは観光客向けに改築されているようで、エアコンあり、Wi-Fiありと非常に快適でした。シャワーとトイレは共同でしたが、それもちゃんと現代風...。

内心、ぽっとん便所を覚悟していたので、ほっとしたのを覚えています。

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232508j:plain

 

一階には野菜等の食材が保管されており、そこで調理できるようでした。

f:id:yonnaayonnaa123:20161024232523j:plain

 

一階の調理場からは昔と変わらないような雰囲気を感じ取ることができます。

 

この日は周辺の土楼を散策して、土楼で晩ご飯をいただくことに。

 

そして、

 

「姉ちゃん、お腹すいたでしょ?!」

 

と渡された晩ご飯のメニュー。

 

一食おおよそ40元。

思わず自分の目を疑います。

 

 

学食だったら10元で食べれそうな家庭料理の数々…!!!

思わず「えっ?!( ゚Д゚)」という心の声が漏れます。

(学食だったら4食食べれるじゃん...!!!)

 

 

おじちゃん「ん?どうした~?」

    私「こ、こ、これ…」

おじちゃん「あ、何食べていいのかわからないんでしょ?前に来てた日本人にはこの料理が人気だったよ!」

 

とジャガイモの野菜炒めを勧められました。いや、確かにじゃがいも好きだけども。

 

ここらへんからですね。

おじちゃんの顔が急に胡散臭く見え始めました。

 

そして、私は心の中でひっそりと決意したのです。

二泊三日一日一食生活を。

 

と同時に、おじちゃんと腹の探り合いの二泊三日が幕開けしたのでした…。

 

 

(つづく)

中国で一人旅をしていた時のはなし。

f:id:yonnaayonnaa123:20161024013653j:plain

2008年、世界遺産に登録された福建省の土楼群。

 

当時、中学2年生だった私は、たまたまテレビで福建省の土楼に関する特集を見て感動したのを今でも覚えています。今でも、あの当時の私が土楼の何に感動したのか具体的に説明することはできないのですが『土楼』という建築物、そこにある歴史には、なにかこう、その当時の私を圧倒するものがあったのです。

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024013712j:plain

 

 中国留学1年目の冬休み、中国南方を気ままに一人旅していた私は1週間前に行き先を決めて、宿と列車の席を確保するという文字通りの自由気ままな旅を3週間程していました。福建省の土楼のことに関しても、滞在先の宿で就寝前、突然中学時代の記憶を思い出し、即座に行き方を調べ、その場で宿と列車のチケットを予約するという弾丸ぶりでした(笑)とは言っても、今の時代は世界のどこにいてもネットさえ繋がっちゃえば、なんでもできちゃうから便利なもんですよね~。

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161024013719j:plain

 

そうして訪れた、福建土楼。

「日本人が来るのは久しぶりだよ~!」と宿のおっちゃんに言われ、

ものすごい好待遇を受け、気づいた。

 

(日本人観光客、私一人じゃん...。)

 

当時の私のなんとも頼りない中国語力でこんな田舎まで来てしまった...!

 

 

福建土楼、およそ3週間の一人旅のなかで最も濃い3日間。

やたらお金をぼったくられてる気がしながらも、土楼に魅せられてしまった私。

 

なんだか胡散臭い宿のおっちゃんと、バイク乗りのじいちゃんと私。

 

たぶん今後も一生忘れることはないであろう3日間の始まりでした。

 

 

(つづく)

 

北京はもう秋。いや…冬?

 

 

みなさん、おひさしぶりです!

(おひさしぶり、とは言っても、まだこのブログを読んでくれている人はいるのだろうか...。)

 

なんと、前回のブログの更新日を見たら4月。

...半年も経ってるじゃあないですか!!!Σ(゚Д゚)

 

半年経てば、変わることもたくさんありますよね。

 

就活に追われていた大学の同期は、就活を終え、卒論に追われる時期に…

生後6か月だった赤ちゃんは1歳を迎え...

大学に慣れ始めた1年生がウェイウェイし始め…

うまく的を射た表現が見つからないのですが、つまり半年の変化って意外と大きい!

 

そして、帰国して日本の大学に復帰している人もいれば、北京に舞い戻って来たやつがここにひとり…。

 

 

こんにちは!

改めまして、じんぼーです(*‘ω‘ *)

いやぁ~、半年もブログを放置してしまうとは...

いくらなんでも、のんびりしすぎですね(笑)

 

私は9月から新しい学校に移り、北京での生活を続けています。

今学期から1年間お世話になる大学は、風に舞う柳がとても綺麗な大学です。

 

 f:id:yonnaayonnaa123:20161005220422j:plain

 

北京生活2年目は、相変わらず勉強に追われる毎日ですが、

2年目の余裕もでてきたので...

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161005220509j:plain

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161005220541j:plain

 

友達と故宮に行ったり...

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20161005220555j:plain

 

勉強の疲れを癒しに猫カフェに行ってみたり...と、以前よりだいぶ余裕を持って北京を満喫できるようになりました。

 

そして、2年目にもなると見た目から日本人らしさがなくなりつつあるのか、知り合ったばかりの中国人の方に中国人だと思われ、「日本人です!」と言ってもなかなか納得してもらえず、外に出かければ周りの中国人に「ねぇねぇ、あの子、韓国人っぽくない?」と噂され、本人の知らぬ間に異国人化が進んでいるようです。

 

 

今年の北京は、例年よりも早い冬の訪れを予感させており、まだ日本から冬物の洋服が届いていないじんぼーは戦々恐々としておりますが、日本にいるみなさんも季節の変わり目、体調に気を付けてお過ごしください。

 

 

 

 

北京にも春がやって来た!

 

みなさん、こんにちは。

 

北京でもここ最近、やっと暖かい春の陽気が感じられるようになりました。

 

 

そして、桜も満開...!!!

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20160404173300j:plain

 

厳しい冬が過ぎ去るのを待ち望んでいたように、ここ数日で北京はあっという間にポカポカ陽気に包まれ、すべての動植物が活動を始めました。

 

ついに春到来ですね♪

f:id:yonnaayonnaa123:20160404172635j:plain

 

このポカポカ陽気につられて、周辺のベンチでは警備員さんが休憩しながら桜を見てたり、カップルがこの世の終わりのように涙を流しながら抱きしめ合ったり...って、えぇ!?なんで、そんなに泣いてるの?! 

 

 

実は、この桜の写真。

 

学食でご飯を食べ終わって、寮に帰る途中でパシャパシャしてたものなのですが...。

 

私が学食行く前もこのカップルいたんですね。

 

その時は女性の方だけが涙を流されていたような...。

私はてっきり中国でよく見かけるカップルの痴話げんかか何かだろうと思って、存在を消し去ってから、そのカップルの前を通り過ぎましたとも、えぇ。(決して違う道から遠回りしようとしない)

 

 

それからおよそ30分...。

まだいらっしゃったとは...。

 

 

実はこのような光景、中国では珍しくありません。

 

中国では、大学内の寮に5~6人で住んでいる事が多いため、カップルは基本、外でしかイチャイチャすることができないのです。

 

そのためか、バスケットボールコート付近のベンチ、校内のありとあらゆるベンチにカップルが陣取り、イチャイチャし、時にはまるでこの世の終わりを彷彿とさせるような瞳で遠くを眺め肩を組んで座っていらっしゃったり、熱いキスと抱擁を交わしていらっしゃたり、突然ケンカが始まったり...と非常に面白い光景を目撃することができます。笑

 

とまぁ、こんな光景も厳しい冬の間は見られなくなっていたのですが...。

 

 

話は戻りまして先ほどのカップルと私。

 

私にもブログにアップする桜の写真を撮るという使命があるため、この場を譲ることはできません。

ましてや、私には遠く沖縄で私の元気な姿が映る写真を待ち望んでいるおばぁがいるのです。

 

 

...私は決意しました。

 

このカップルから数メートル先離れた場所で自撮りしようと。

おばぁ、待っててね...!(ここらへんで、もう完全にカップルの存在は無視し始めていました。)

 

 

そうして、なんだかんだ傍目でカップルの存在と涙の理由を気にしつつ、バシャバシャと容赦ない自撮りを繰り返し、5分程でそそくさとその場を離れたのでした。

 

 

f:id:yonnaayonnaa123:20160404174103j:plain

 

私にはまだ、これまで陰ながらこっそり見てきた数々の中国人カップル(主に女性側)のあの激しい喜怒哀楽を理解することはできません。

 

中国人の彼氏ができたら、あの感情を理解できるようになるのかしら...?

 

とまぁ、こんな感じで話が脱線しまくってすみません。

春になった北京で生き生きと活動を始めるのはどうやら動植物だけではなかったようですね。

 

こちら、現場からのレポートでした。

 

 

 

週末の夜、さらんへよ~という歌声が校内に響き渡っていた...

 

みなさん、こんにちは。

 

今日は私が留学している北京語言大学について、ちょっとだけご紹介...♪

 

f:id:yonnaayonnaa123:20160403231623j:plain

 

1962年に創立された北京語言大学。

 

中国のなかでも、圧倒的な留学生数を誇り、対外中国語教育に特化した大学です。

留学生数は約6000人。

 

北京語言大学(通称:北語 Beiyu)での留学は、中国に来た!というよりも、世界に来た!という感覚が強いかもしれません。世界地図をギュッと凝縮した感じ、とでも言うのでしょうか...。

 

f:id:yonnaayonnaa123:20160403231630j:plain

 

そんな世界地図を凝縮したような語言大のなかで、圧倒的数を誇るのが韓国人留学生

今では、中国のどの大学でも、韓国人留学生の数は圧倒的だそうで、語言大も例に漏れず。

大学周辺の五道口には、たくさんの韓国料理店が軒を連ねています。

 

 

そんな訳で、

 

週末の夜になると、韓国人留学生がバスケットボールコート付近で

「さらんへよ~♪」がエンドレスリピートされる歌を熱唱している大学、それが北京語言大学です。(※独断と偏見です。)

 

週末の夜になると、ヨーロッパ系の学生らが

私の寮の隣のビアガーデンで何度も「ウェーイ!」(そう聞こえる)と狂喜しながら

お酒を煽っているのが北京語言大学です。(※独断と偏見です。)

 

 

まぁ、いろいろ勝手なことを書きましたが...(笑)

 

語言大の留学生に対する中国語教育は、トップクラスです。

細かいクラス分けと明快な授業、質の高い教師陣。

中国語を学ぶ上でこれ以上の環境はないでしょう。

 

中国語を学びたいあなた、留学は北京語言大学で決まりですね!!

(うまくフォローできたかしら...。汗)

 

 

ひとまず、きょうはここまで。

 

f:id:yonnaayonnaa123:20160403231625j:plain

(外国人だらけの五道口駅周辺☝)

 

再見!(zai jian)  

※中国語で「さよなら」という意味。

 

 

 

はじめまして。

ブログ初更新。

 

はじめまして。

 

じんぼーと申します。

 

 

2015年9月より、中国は北京にある北京語言大学に留学中の大学生です。

 

本来ならば、就活に奔走している頃ですが、北京でのんびり留学生活を送っています。(とは言いつつも、ふとした瞬間、帰国後の就活を思い出しては胸が苦しくなる。)

 

 大学1年の春に1ヶ月間、蘇州大学で中国語を学んだことがきっかけで中国に興味を持つようになり、大学3年の秋から北京で1年間の留学を始めました。現在は、様々な国籍を持つ友人らやタイ人やタイ人、たくさんのタイ人に囲まれて、北京で楽しい留学生活を送っています。

 

 基本的に笑顔などなく、お釣りを投げて返されたり、レジでの会計時にもたついてると店員さんからため息を漏らされることもある中国式接客に始めの頃は傷つき、悲しんでばかりいましたが、今ではすっかり順応してしまい、日々可愛げがなくなっていく自分の行く末を不安に思う毎日です。

 

 

留学に来てから始めたいと思っていたブログを、留学開始から半年経って、ようやく始める事ができました!

 

ここでは、北京での留学生活や旅好きである私のこれまでの旅行の記録などを書き綴っていきたいと思っています♪

 

のんびり更新していく予定です。

よろしくお願いします。